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「環境に優しく、効果が半永久的に持続する」-光触媒-株式会社フクシン

 

今月は、環境に優しくLOHASとしても注目の「光触媒」について、 「株式会社フクシン」さんにお話を伺ってきました。

光触媒タオル、光触媒タイル、光触媒ガラス、、、。色々な場面で使われている「光触媒」ですが、実は作用やメカニズム、なぜECOなのかはあまり知られていないのではないでしょうか?今回取材に応じて下さったフクシンさんは、表面に加工してあらゆるものを光触媒機能付製品にしてしまうということをしており、、金沢剛純さん(右)と山内孝彦さん(左)に光触媒の説明と実演を見せて頂きました。 ■光触媒って何?

Q:まず始めに「光触媒はどんな作用があるのですか?」
A:簡単に言ってしまえば、光エネルギーだけを使って有機物質(細菌、ウィルス、臭いなど)を分解する技術です。具体的には、酸化チタンという物質を対象物に散布し、そこに太陽光など紫外線を多く含む光エネルギーをあてることにより活性酸素が発生、有機物質と反応し分解して無害化されるのです。

また、光触媒にはこの「分解力」に加えて「親水性」という反応があります。つまり塗布された酸化チタンと水とが非常によくなじみ、酸化チタン塗膜上の汚れの下に入り込んで汚れと一緒に流れ落ちるという効果もあるのです。

Q:なるほど。つまり酸化チタンでコーティングしておけば、光(紫外線)を浴びて継続的にクリーンな状態が保てるということですね。
A:そうですね。光があたって雨が降れば外壁やガラスがきれいになるので、例えばビルの清掃の回数を減らせたり、使っていた洗剤や大量の水を削減できたりします。天然の、しかも無くならない「光エネルギー」を効果的に使えるのは魅力ですよね。

Q:でも酸化チタンって、人体に有害だったりしないんですか?環境に与える影響は?
A: 酸化チタンは歯磨き粉にも使われているくらい、人体には全く無害です。これはいわば食塩と同じようなもので、食品添加物にも指定されています。むしろ、光触媒はシックハウスの原因物質のひとつのホルムアルデヒドやディーゼルエンジンから排出されるNOx(窒素酸化物)なども浄化するので、コスト削減や省エネだけでなく環境浄化としても期待されているのです。

■光触媒施工実演(K2フラッシュ)

Q:そもそもフクシンさんが光触媒事業を始めたきっかけは何ですか?
A:光触媒を扱い始めたのは2000年6月5日(*)です。もともと寝具やリネンを主に扱っていましたが、その中でもタクシーのシートカバーのリース・クリーニングが大きく占めていました。当時タクシーは、国土交通省によって毎月一回の消毒が義務付けられており、それは手間も時間もかかるものでした。そこでフクシンが光触媒に目をつけ、国土交通省に交渉し、光触媒施工をして施工シールを車内に貼る事をもって、月1回以上の消毒を実施しているとの省令をクリアできたことが始まりです。その後、香川大学工学部との共同開発を続け、誕生したのが「K2フラッシュ」です。

*6月5日は国連によって定められた「世界環境デー」です
   
*K2フラッシュ施工シール
Q:具体的には、光触媒は何に使われていますか?
A:弊社の場合は、やはりタクシー車両の施工が一番多いですが、主にパブリックスペースです。ホテルや宴会場、それに病院でも広く使われています。一度光触媒コーティングを行えば、十分に殺菌・消臭・汚れ防止効果が発揮されるので、ご好評を頂いております。 みなさんのご存知のところで 、東京ディズニーランド巡回バスにこのK2フラッシュを使用して頂いているんですよ。

*全国の光触媒の製品紹介はこちらを参考に。
   
Q:施工はどのように行うのですか?
A:酸化チタンを 専用スプレーガンで均一に吹き付けていきます。ボトルに入っている白い液体が無味無臭の酸化チタンです。見た目は牛乳みたいに真っ白ですが、 塗布するとまったく分からなくなるんです。溶液には、酸化チタンの他に光触媒のコーティングを行う場所にぴったりくっついて離れないようにする為の溶剤が入っていますが、これももちろん人体には無害です。

*施工する会社によって、酸化チタンとバインダー(接着剤の役割)を別々に吹きかけるところもあるが、フクシンのK2フラッシュはすべてを混合した一液性
   
Q:光触媒とは別にフクシンさんではECO商品があるそうですが?
A:はい、実は光触媒の効果が現れるのは通常2~3時間かかるので、瞬間的に臭いを消したいといった用途には向かないんです。また、やはり光があたらない場所では効果がでにくい。そこで開発したのがその他の消臭・抗菌商品です。これらももちろん有害物質や発がん性物質は一切含んでいません。

*左が消臭スプレー「ミラクリーン」、右が汚物処理パウダー「サットクリーン」
こぼしたお茶にサッとクリーンをかけると、水分を吸収してサラサラになる。

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<取材後記>

井野:取材させていただく前、"光触媒"という言葉は知っていましたが、よく分からないな~という感じでした。 今回実際に光触媒施工というものを実演、ご説明頂いてずっと謎だった部分も理解できました。ありがとうございました。

金沢:光触媒という言葉は知っていましたが、実際に施工している場面を見るのは初めてでした。光触媒の分解力は非常に長い期間にわたり継続すること、また、外壁をきれいにしたり、消毒剤や水の使用を「削減」したり農薬の大気放出を「抑制」したりできることなどについてははじめてわかりました。環境問題という点では、限りある資源の使用を少しでも減らすことにとても意味があるのだと思いました。

on 2005年5月 1日 in お知らせ・最新情報