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LOHAS発祥の地、アメリカ。日本でLOHASに携わる人、実践している人にとって、今一番行きたい国のひとつなのではないでしょうか?
今回私、金沢レミは、夏休みを使ってアメリカ・ワシントンDCに行ってまいりました。 お目当ては9月15日~18日に開催された「Natural Products Expo East / BioFach America」。
今回の「眼で見るLOHAS」は、このEXPOを中心に私が見て感じたアメリカのLOHAS市場やYoga体験などを3回に分けてお伝えしたいと思います。沢山の写真を交えてご紹介しますので、みなさま乞うご期待!
*ドイツや日本で行われたEXPOのレポートも合わせてご覧ください。
<Natural Products Expo East / BioFach America について>
第1回目のレポートは早速EXPOのご紹介。
Natural Products Expoは、アメリカのニューホープ・ナチュラルメディア社が主催の自然・健康食品のトレードショー。そして同時開催のBioFachはドイツのニュルンベルク・グローバルフェアー社主催のオーガニックのトレードショーです。2つとも20年目、17年目を迎える世界最大の規模を誇るEXPOで、広い会場はとても一日では足りないほどでした。

SHOWは10時からでしたが、会場・入場登録は8時からOPEN。なぜかというと驚くべきことに8:30からはすでにいくつかのセミナーやイベントがスタートするのです。海外は朝が早い!セミナーの数も多く、この日は22ものセミナーが用意されていました。 面白かったのは朝8-9時に行われていたアミノバイタルによる「ヨガ・教室」。 これから始まるSHOW(大仕事)のため心身ともに整えるなんて、いかにもLOHASだと思いませんか?ちなみに着替えが無いという人も大丈夫。Tシャツやタオル、マットも用意してくださっていました。その後、SHOW会場OPENまでは、会場前にずらっと新製品の並んだショーケースを見たりプレスルームで資料を読んで下調べ。というのも、出展社は 1,100以上、ブース番号は4325まであるんです。(*ブースの規模によって1つの企業・団体で数ブース分もっている場合もありますが)しかも、EXPOでは厳しい写真撮影の規則があり、プレスでさえもスタッフの同行と毎回出展社の同意を得なくてはいけません。私は午後に撮影のアポイントメントをとっていましたが、その限られた時間を無駄にしないように、念入りに予習して効率よく回るのがポイントでした。
10時をむかえ、いざSHOW会場へ。地下ワンフロアがSHOW会場になっており、170,000 平方フィート(*)もあるスペースはとにかく広い。とくに会場内でのNatural Products ExpoとBioFachとの境目は無く、入って左側(*)から食料品→機能性食品→パーソナルケアという大まかな流れになっていました。 もちろんカタログを見ればそれがNatural Products ExpoなのかBioFachの出展なのかがわかります。
*1000平方フィート=1000× 1 feet2=1000× 30.48cm × 30.48cm=92.90304平方メータ
*余談ですが、英語など左から文字を読む国では、大体の場合左から右へと番号がつけられます。右から始まるのは気持ちが悪いそうで、映画などでも主人公などは殆ど左から登場します。右からは悪人などとのこと。日本語は縦書きは右で横書きは左なので、そういう「気持ち悪さ」はわかりにくいですね。
<アメリカの特徴>

最初はオーガニック食品のエリアへ。
ドイツ・ニュルンベルクで行われたBioFachとでは、ドイツ国内、スイス、イタリア、スペイン、中国、、など国ごとにエリア分けがされていて、自分自身も「じゃあ、いまからスイスに行こう」など「国」を意識してみていたような記憶があります。出展品もチーズやビーフ、生ハム、オリーブオイルなど各国の土地土地の産物などが目立っていました。それと比べると今回のアメリカは、特に国ごとにエリア分けはされていなく、もちろんチーズや野菜ものも多いのですが、素材そのものよりも「THAI Kitchen」や「Amy's Kitchen」などに代表される、家で簡単につくれる、または既に作られている食事、つまりピザやパスタソースのような「加工食品」が多く出展していました。
そして、もうひとつ特徴的なのは「Fat Free」や「Dairy Free(乳製品を使用していないもの)」「Wheat Free(小麦粉を使用していないもの)」など、 「~Free (不使用)」のものや、「Hemp(麻)」をつかったトルティーヤや「Soy Milk(豆乳)」を使ったものなど、健康に良いものを原材料につかったものが多く見られたことでした。
こうして見ていると、日本が「オーガニック食」というと野菜中心や玄米中心の食事に移行する傾向があるのに対して、アメリカは「オーガニックのピザ」や「牛乳不使用のパンプキンパイ」など、既存の食事メニューをあまり変えることなくオーガニックを取り入れているのが興味深い点でした。
*Hempをつかったトルティーヤ *豆乳のSilk *オーガニック牛乳の老舗、ホライゾンオーガニック
<アメリカはプロティンBARがお好き?>

続いて、機能性食品エリアへ。こちらは主にNatural Products Expoの出展になっています。
驚くのは本当にプロティンバーから、シリアルバーなど、驚くほど「BAR」の種類が多い! けれども、ふと疑問に思ったのは「ゼリー飲料は?」ということ。日本だと手軽にすばやく栄養補給できるゼリータイプが人気ですよね。 けれども日本のProductsアミノバイタルさえも「ゼリー飲料」ではなく変わりに「アミノ酸BAR」が、、、。 これに関してアミノバイタルの出展者の方に質問をしてみると、どうやらアメリカでは「ゼリー飲料」はあまり好まれないとのこと。
そして、アメリカではプロティンを使った機能性食品が主流で、なんとアミノ酸をつかった飲料・食品はなんとアミノバイタル1社だそうです。アメリカは新しい成分に対してやや保守的な傾向だということ。日本では今や「スポーツ飲料=アミノ酸」という神話のような現象まであるというのに何だか意外ですね。

私のお気に入りProductは「Steaz」という「緑茶成分」を使った炭酸飲料。味はオレンジやラズベリーやグレープなど豊富で、「Green Tea Soda」といっても緑茶の味は全くしません。聞けば緑茶成分の良いところを生かしたドリンク。炭酸飲料が健康的なオーガニック飲料になるのは少し不思議な気分ですが、「緑茶」という日本のお茶が海を越えると炭酸飲料の健康成分として変化していくのがとても面白いと思いませんか?ちなみにこの「Steaz Ginger Ale/Steaz Green Tea Soda 」は「3rd Annual New Products Showcase Award」というEXPOに出展した100の新製品を6つのカテゴリーで1位を決めるものがあるのですが、その「Innovation(新領域、新しい工夫)」を受賞しました。
<Personal Care>


そしてパーソナルケア。こちらは自然派コスメや生活用品、ファッションなどが並びます。

■Seventh Generation
まずご紹介したいのが、「Seventh Generation」。紙製品を中心に、キッチン用品やベビー用品など環境に優しい家庭用品全般を扱っている会社です。白地に大胆な葉っぱというシンプルかつキレイなデザインが、会場でも目を引いていました。
中でも私と同行したプレスルームスタッフ共に絶賛したのが、近日発売の「生理用品」。(男性には関係の無い話ですみません)Seventh Generationはもともとリサイクルペーパー100%や塩素による漂白などは全くされていないものを出していましたが、今度のものは「オーガニックコットン」を使用したもの。最近日本では何度も洗って使用できる布製のものも売れていますが、それはまだ抵抗があるという女性や肌が敏感な女性にぜひお勧めです。日本でもMADEINEARTH(メイドインアース)というブランドから同じような製品がでていますが、必ず使用するものですから、地球に優しい選択を心がけたいものです。
■ECOLUTION
環境に優しい素材として「麻」が色々な分野で注目されていますが、やはり一番取り入れやすいのがファッションなのではないでしょうか。ナチュラル系のファッションというと、素材や環境が第一優先でデザインは二の次になってしまいがち。けれども、この「エコローション」はファッション性も高く、ワードローブに取り入れたいもののひとつです。じっと興味深くバックを見ていたためか、この麻のバックを頂いてしまいました!
■Kiss My Face
ドイツのBioFachでは「Dr.Hauschka Kosmetik(ドイツ・Dr.ハウシュカ化粧品)」や、「LAVERE(ドイツ・ラヴェーラ)」、「WELEDA(スイス・ヴェレダ)」などが大きなブースを持っていましたが、やはり所変われば主要ブランドも変わり、アメリカでは「Kiss My Face(アメリカ)」や「alba」などが人気のようです。個人的にalbaを留学中に使っていたこともあり、なんだか懐かしい気分になりました。
■Others
そのほか、2005年のスキンケアやコスメなどの新商品が色々試せる「Beauty Bar」や、Lohas企業でおなじみのGAIM社、日本でもおなじみになりつつあるシトラスを主成分にした消毒など、たくさん見所がありました。特にサプリメントは日本の何倍も種類があり、こちらもアメリカならではだと思いました。
<ナチュラルなEXPOだけに>
DCでは、残念なことにあまりゴミの分別が徹底されていませんでした。けれどもさすがNatural Products Expo、展示会場では「 Green Team」といってリサイクルを呼びかけるゴミ箱が配置されていました。また、ユニークなのは「サンプルの持ち帰りは一日一袋まで」というルール。というのはトレードショーは沢山の見本品がもらえるため、不用意に大量にサンプルをもらったり無駄なパンフレットをもらいがち。それを目的にきているひとさえもいるらしい。それは出展社もハッピーでないし環境にも悪いということで、そのルールができたそうですが、なんだか面白いですよね。

<ドイツ・アメリカ、そして日本>
2 月のドイツのBioFach、5月の日本のナチュラル・プロダクツ・エキスポ、9月のナチュラル・プロダクツ・エキスポ&BioFach、そして日本のオーガニックEXPOと、 3都市で行われたBioFachとNatural Products Expoをそれぞれ見てきましたが、一番の感想は、残念ですが日本の「規模の小ささ」。けれども、日本のオーガニックEXPO(BioFach)の記者発表会でも主催者がおっしゃっていましたが、アメリカやドイツはすでに20年ちかく続いていますが、最初の数年は同じようだったそうです。まだ日本のBioFachは今年が5年目、Natural Products Expoは2年目。そう考えれば、5年後10年後の日本のオーガニック・ナチュラル市場がとても楽しみになりませんか?
また、アメリカでは出展している多くの物が「Whole Foods Marketで売っている」というのも、とても興味深いものでした。日本もナチュラル系のスーパーは沢山ありますが、Whole Foods Marketに比べると規模も小さく、売り手も買い手もまだ限定されているような気がします。 Whole Foodsが完璧とは言いませんが、このような大規模なオーガニック・ナチュラルスーパー、そしてそこで買うことも商品をだすこともステイタスになるような仕組みが日本にできれば、もしかしたら日本のオーガニック市場に革命が起きるのかもしれません。(*Whole Foods Marketについては第2回のレポートで)
日本では9月にオーガニックEXPOとナチュラルEXPOが同時開催されていますが、来年2006年からは5月に行われていたNatural Products Expoも加わります。これからの日本のオーガニック・ナチュラル市場に注目、期待です。
次のレポートは、「アメリカのLOHAS市場について」です。スーパーや商品についてご紹介します。お楽しみに。
リンク
Natural Products Expo East(英語) ・・・ http://www.expoeast.com/
Bio Fach America (英語) ・・・ http://www.expoeast.com/OPEBA/
Amino Vaital USA(英語) ・・・ http://www.amino-vital.com/index.asp?bhcd2=1127563553
Thai Kitchen (英語) ・・・ http://www.thaikitchen.com/
Amy's Kitchen(英語)・・・ http://www.amyskitchen.com/
Silk (英語)・・・ http://www.silkissoy.com/
Steaz(英語)・・・ http://www.steaz.com/
Seventh Generation(英語) ・・・ http://www.seventhgeneration.com
ecolution(英語) ・・・ http://www.ecolution.com
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