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「中村理紗のロハスワールド・リポートVo.2」小さな命のために~食材探し①

残暑もようやく和らぎ、朝夕はめっきり涼しく、過ごしやすくと耳にしていますが、いかがお過ごしでしょうか。

お祭りに花火、風鈴の音と、日本の風物詩が恋しいこのごろ。こちらは、日中は日差しが照りつけるものの、朝晩は涼しく、肌に感じる風や雲の形を見ると秋の足音を感じます。

新米ママという風に前回お伝えしましたが、実は今、妊娠8ヶ月に入ろうとしています。妊娠を期に、食べ方や過ごし方全般が、赤ちゃんを中心としたものに変わってきています。元気な赤ちゃんを育めるように、あと3ヶ月、楽しみながら過ごしていきたいなと思っています。

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小さな命のために~食材探しVol.1

今回は、私の楽しみの一つである、「食材めぐり」についてレポートしていきたいと思います。

妊娠を通して、趣味でもあった食材めぐりにさらに磨きがかかったように思います。国が違えば食品においての法律も基準も異なることを心に留めながら、遺伝子組み換え(GM)作物、成長ホルモン剤、抗生物質を使っていないことなどをチェックしながら食品を選んでいます。


アメリカは世界最大のGM作物の生産国であり、それを含む食品は広く流通しています。しかし、表示義務はなく、あくまでも任意であることから、気をつけていないと知らないうちに口にしていることも。アメリカ農務省(USDA)による有機認証マークがついているものは、そのような心配がないので、よく選択の際の参考にしています。近年、少なくとも全米50州のうち20もの州において、GM食品に関する表示を求める法案が提出されていると報じられています[1]。これは、他でもなく、安全なものを口にしたいという消費者の願いから起こったものです。GM作物を使用した食品について、食べても構わないと思う人と、できれば避けたいと思う人と双方に選択肢があること、つまりは表示制度をきちんと整備することが大事なのではないでしょうか。



何よりも家族の健康のため、食品の表示や安全性に関する理解を深めておくことはとても大切。これは今身を置いているアメリカではもちろんのこと、どこの国においても変わらないことだと思います。まだまだ勉強は足りませんが、正しい知識を身につけながら、表面上の価格などだけで選ぶのではなく、食品の背景にまで気を配って選ぶことを、これからも心がけていきたいです。



なお、日本の食品表示制度に関しては消費者庁のウェブサイト(以下参照)に詳しく書かれていますので、よろしければご覧ください。

食品表示全般 http://www.caa.go.jp/foods/qa.html

遺伝子組み換え作物および食品についてのQA  http://www.caa.go.jp/foods/qa/kyoutsuu03_qa.html

  

【次回 心躍る場所、ファーマーズマーケット】

新鮮で食べごろの果物や野菜がどこで手に入るかわからなかった渡米当初、あるママ友から「それならここへ行ってみて!」と、紹介してくれた場所が「ファーマーズマーケット」でした。身体に優しく美味しい食事作りを心がけたい思いはママさん同士、やはり通じるところです。

というわけで、次回「ファーマーズマーケットへ」で出会ったとびきりの旬をお届けいたします。

今回も読んでくださりありがとうございます。

                                                                 中村理紗

[1] Al Jazeera America記事(2014227日付27


オーガニックマーケティング協議会8/28第2回定例会開催@法政大学経営大学院(新一口坂校舎)参加者募集

オーガニックマーケティング協議会8/28第2回定例会開催

6月30日に開催致しました「オーガニックマーケティング協議会 第1回定例会」、たくさんの方々にご出席いただきました。828日第2回を開催いたします。オーガニックマーケティング協議会は、"とことんオーガニックシンポジウム2015"をきっかけに小売り・販売団体を中心に、本気でオーガニックに取り組むことを志す人々が集い、それぞれの取り組みや事業についての情報交換を行い、ネットワークを構築するとともに、研究会・セミナー・展示会・キャンペーン活動などを通じて、会員の皆様と共にオーガニックマーケットの拡大にチャレンジします。 2回目の定例会は、下記の通り執り行います。オブザーバー参加も受付をしておりますので、ご興味がお有りの方は是非ご参加ください。また、「オーガニックマーケティング協議会」の会員申込も同時に受け付けておりますので、是非ご検討くださいませ。

2015年8月吉日  

一般社団法人フードトラストプロジェクト代表理事 徳江倫明

                     

 

【日時】:2015年8月28日(金) 17:00~19:30

      

【場所】:法政大学経営大学院(新一口坂校舎) 501教室  

 東京都千代田区九段北3-3-9  

TEL: 03-3264-4341 FAX: 03-3264-3990 

※地図及び交通手段につきましては、http://www.im.i.hosei.ac.jp/contact/access/ をご参照ください。


詳細&申し込み 

http://www.food-trust.jp/document/doc/0086.pdf

【今回の議題】(敬称略)

(1)有機表示の実態とオーガニックアンケートに関する検討

            法政大学経営大学院 小川研究室アシスタント 青木恭子

 

  巷に溢れる"有機表示"の問題点 (40分)

「とことんオーガニックシンポジウム2015」のプログラムでも簡単にお話しいただきましたが、今回はさらに詳しくマーケットの現状をレポートしていただきます。また、シンポジウムでは時間の都合で発表できなかった、"オーガニック製品に関する消費者モニターへのアンケート結果"も発表されます。

  オーガニックマーケットに関するアンケートの実施について (20分)

  2011年、『日本におけるオーガニックマーケット調査報告書』を刊行しましたが、あれから4年半が過ぎ、東日本大震災も経たいま、消費者の意識や購買動向がどのように変化しているのか、再び調査を行いたいと思います。オーガニックマーケット拡大のため、どのような情報が欲しいのか、そのためにどのようなアンケートを実施したら良いのか、意見交換会を行います。

(2)OVJ(一社・オーガニックヴィレッジジャパン)東京オリンピックにオーガニックを!活動報告(15分)

オーガニック&食育×キャンプ地が真の地域創生を生み出す 

(社)オーガニックヴィレッジジャパン理事/

「オーガニック電話帳」編集人/「家庭の食育」編集長   山口タカ

OVJが手がけている最も大きなプロジェクトに、"オリンピック&パラリンピックのキャンプ候補地をオーガニックにしよう!」キャンペーンがあります。前回のロンドンオリンピック以来、食材調達基準は農産物では最低限GAP認証、意欲的基準としてオーガニックであることが採用されています。リオでは水産物もMSC認証を取得した環境に配慮し持続可能な漁業であることが調達条件になります。東京オリンピックはより高い基準が求められます。

北京オリンピック時、参加204カ国のうち、46カ国が中国ではなく事前キャンプ地として日本の26都道府県で行っているということは知られていません。2020年の東京大会では5倍ほどが日本で事前キャンプを行うことが考えられます。その中で有機農業が盛んな地域が各国の選手をオーガニックで迎えるということが実現すれば、大きな反響をつくりだしていくでしょう。それを切っ掛けに、日本の各地に有機の村を作り上げ、オリンピック終了後も地域の環境と経済を守るムーブメントにつなげていければと思います。

84日、OVJは初めての、2020年東京五輪事前キャンプ地の誘致に向けて!という会合が開かれ、自治体関係者などたくさんの人々が参加しました。すでにスウェーデンのキャンプ地として決定している福岡、スリランカキャンプ地となる千葉県山武市などの報告があり、ロンドンオリンピックにおける食材調達基準の調査報告など、大きな関心を呼びました。今回はその内容のポイントを報告してもらいます。

(3)グリーンネイバーフッドツアー報告 -ポートランドの取り組み-  (15分)

(株)オルタナ 『オルタナ』副編集長 吉田広子 

20157/278/1、株式会社オルタナ主催で実施された「米国グリーンネイバーフッド視察ツアー」の報告です。なぜポートランドやシアトルは「全米で最も住みやすい街」ランキング上位の常連なのか? 最近話題の「グリーンネイバーフッド」とは一体何なのか? 行政の強いリーダーシップで住民のライフスタイル革新を導き、それを企業や大学などが協力にサポートする街づくりの最新事情を共有したいと考えます。

(4)オーガニックライフスタイルEXPOについての意見交換会  (説明15分・意見交換40分)

オーガニックフォーラムジャパン事務局長/

ロハスワールド代表 秋元一宏                          

2016111718日に東京国際フォーラムにて開催される「オーガニックライフスタイルEXPO」に関する進捗状況の報告と、展示内容に関する意見交換会です。皆様から積極的にアイディアやご意見を出していただき、このイベントがオーガニックマーケティング拡大への起爆剤となるべく、斬新で、かつ、充実した内容に練り上げていきたいと考えます。

 

 

申し込みは  http://www.food-trust.jp/document/doc/0086.pdf

 


「中村理紗のロハスワールド・リポート」Vo.1掲載開始~はじめまして!! 

「中村理紗のロハスワールド・リポート」をご覧の皆様へ

今年2015年3月より、アメリカ合衆国・メリーランド州へ引っ越して参りました、中村理紗と申します。これからLOHAS WORLDより、新米ママ目線でアメリカでの本場ロハスライフスタイルを皆様にお伝えいたします、どうぞよろしくお願いします。





突然始まったアメリカ生活

アメリカでの生活は主人の海外転勤により始まり、2年の間こちらでの生活を送る予定です。これまで、興味の赴くまま、様々なことに挑戦してきましたが、まさか海外で生活をする日が来るなんて、思ってもいなかったことでした。「人生、いつ何が起きるかわからない!」と感じた瞬間でした


日本での私

日本では食と健康の分野に携わってきました。5年間、保育園で管理栄養士として、乳幼児の栄養管理や食事づくり、食育活動、そして親御さんへの食教育に携わりました。その後、機会をいただいて、都内の公立小学校にて、"エディブル・スクール・ヤード(食べられる校庭)[1]"と題した食育プロジェクトに携わりました。学習の中心は学校内にあるガーデン(畑)。教育の目的は、ガーデンを中心とした「食べること」を通して、自尊心や目的意識、考える習慣、豊かな人間性を育めることへ繋げていく活動です。子どもたちはガーデンやキッチン、食卓を通して、様々な表情を見せましたPhoto:Edible School Yard ガーデン



私自身にとっては、この活動を通して、"食"の学びから得られる可能性は無限大だと改めて考えさせられたとともに、パーマカルチャー[2]実践者を含む農業の専門家や、食に携わる魅力的な人々と接すことができた経験は、自分自身の

生活そのものをも見つめ直す貴重な機会にもなったと感じています。Photo: Whitehouse garden


  

多様性の国、アメリカ

アメリカは"人種のるつぼ(melting pot)"といわれますが、本当に多様な民族。人種の人々からなる国で、一口に"アメリカ人"と言っても、出身国や、文化、生活様式、物の考え方や精神など、様々で千差万別です。

その分、考え方や生き方の自由度が大きい国だと、4か月間、接して感じました。アメリカ人は本当によく笑います。そしてよく挨拶をして、話しかけてきます。写真を撮っていれば「SMILE~!」と、満面の笑顔で声をかけてくれます。本当にフレンドリーで互いに壁を作りません。

また、彼らには"間違い"という言葉は存在しないのだろうかと思うほど、自分の意見をはっきりと述べ、いつも堂々とし、その様も驚かされたことの一つです。




このことについて、ある人は「それぞれの全く違う考え方を持つ人々からなるこの国では、そうすることで壁を取り払い、お互いの考え方を理解し合ってきたんだよ」と言っていました。

私自身その影響を受けてか、4か月間を過ごす中でもののとらえ方や見方が少し変わっていっているようにも感じます。私と全く違う背景・考え方を持つ人々と過ごす2年間。日本に帰るときには、そういった人々への理解を深めて、より広い視野を持った自分になっていたいな、と思います。



これから

戸惑いもありつつも、この2年間は、客観的に日本という国を見るとともに、アメリカ人から学べる機会になっていることは間違いありません。私の興味・関心である食や健康、また農にまつわる話を入り口に、私の目を通して見たアメリカでの生活を、みなさまに発信していければと思っています。これからどうぞよろしくお願いします。

*最後まで読んでいただきありがとうございます*



[1]1995年カリフォルニア州バークレーにあるマーティン・ルーサー・キングJr.中学校ではじまった取り組みは、食べ物はどこからくるのかをテーマに菜園とキッチンを通して行う教育手法。オーガニックレストラン「シェ・パニース」のオーナーシェフ、アリス・ウォータースの呼びかけで始まり、カリフォルニア州だけで4000以上の教育機関が行い、米国を超えて、世界的にも注目されている教育プログラム。学びは、畑から、キッチン、食卓へと一環したもので、食を一つのカリキュラムとして他教科と相互連携させて実施する。ガーデンは持続可能な農業を基本に捉え、地球の限りある資源を大切にし、管理していく理論的義務をも子どもたちに教える。

[2] 人間にとっての恒久的持続可能な環境をつくり出すためのデザイン体系のこと(提唱者:ビル・モリソン)。その語そのものは、パーマネント(permanent:永久の)とアグリカルチャー(agriculture:農業)をつづめてものであると同時に、カルチャー(culture:文化)の意味も含む。単に環境に配慮しただけの生活ではなく、持続可能な農業を基本とし、水・土・植物・畜産・水産・建造物・人々・経済、都市と農村、これら全てを考慮し、組み合わせて地域全体を設計するところに特色がある。生産性も求め、デザイン性も考慮される。(農文協:パーマカルチャーより引用)

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